セミナー微細な異物の低減対策

~異物削減は5S清掃だけじゃ解決しません!

 「異物対策?ゴミだろう!掃除をチャントやらせろ!!」こんな声が聞こえてきそうです。異物、ゴミ、勿論これは「モノづくりの原点」と言われる5Sの「清掃」に関わる課題です。然し問題とする異物のサイズが小さくなると、その挙動は大きく変化する。通常の5Sによる清掃だけでは対策できません。

 現在、我々を取り巻く環境は厳しさを増しており、より特徴のある、より高精度な、より高品質な製品の提供が求められており、製造工程における異物の問題についても、より微細な目に見えない異物の排除の必要性が増してきています。

 目に見えないほど微細な異物の対策には、その挙動や見える化、対象エリアでの対策について専門の「知識」が必要なのです。

 本講では微細異物対策についての基礎的知識と部材などの取り扱いのポイント、及び異物対策を通した「金掛けず手間を掛けずに知恵を出す」強い現場構築について、講師の経験を基に解説します。

 こんな方にお勧めします。

  • 微細な異物の低減対策を推進する製造現場の担当者、技術者、管理者
  • 品質管理担当者、設計開発担当者、経営者
講師 熊田成人

熊田技術士事務所
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所用時間 6時間
 ご要望に応じて1時間から6時間まで時間を調整できます。
プログラム詳細
  1. 日本の製造業を取り巻く環境とクリーン化の必要性

  2.  クリーン化技術の基礎
    ​​2.1 5Sの影響
    2.2 微細な異物の動きに影響を与えるもの
    2.3 どの程度の気流で金属異物は動くか
    2.4 クリーン度の規格とは
    2.5 クリーン化のためのキーワード ”クリーン化4原則”

  3. クリーン化の為の設備・装置・備品と取り扱いのポイント
    3.1 クリーンルーム・クリーンエリアの目的と構造

    3.2 クリーンルームを構成する部材と取り扱いのポイント
    3.3 クリーンルーム内に設置する設備・装置の取り扱い
    3.4 静電気対策
    3.5 異物と気流の可視化

    3.6 清掃の活動と清掃の為の道具
    3.7 人の行動と人にまつわる用品

  4. クリーンルームを使わないクリーン化

  5. クリーン化対策実践事例

  6. クリーン化活動の継続と更なる発展のために
    6.1 顧客の厳しいダメ出しから始まった
    6.2 組織
    6.3 5S・改善・小集団活動との結びつき
    6.4 知恵出しのプロセス
    6.5 定着化

  7. まとめ

お申込み方法

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